ホームページ作成前の準備
ホームページ制作にあたって事前にご用意いただくことで、スピーディーにホームページを開設することができます。
■ホームページの目的(集客目的、問い合わせ目的、認知度UP)
■イメージを整理(見本となるホームページのURL、メインカラー)
■構成を整理(ホームページに掲載したい内容、要望)
■ドメイン・サーバーの用意
■素材を準備(写真、文字原稿、ロゴデータなど)
ホームページの目的
お客様と打ち合わせをすると「とりあえずホームページくらいは持ちたい・・・」といったお話をよく聞きます。
それは大事なことです。
今の時代、ホームページを持っているとそうでないとでは、信用度がかなり違うといっても過言ではありません。だからホームページをとりあえず持ちたい、というのは十分な目的です。次に重要なのは「どこに重点をおくか」です。
会社案内的な目的であれば、社長の考えや経営理念、サービス・商品のコンセプトなどをまとめて表現すればよいですし、来店や問い合わせを求めるのであれば会社やお店の情報(アクセスや写真など)を多く掲載する必要があります。
つまり、目的によってホームページの作り方が大きく変わりますので、「何をしたいか」というをまず考える必要があります。
イメージを整理
目的が決まったら次に競合他社や同業種のサイトを中心にいろんなホームページを見てみてください。そのうえでデザイン的なイメージに近いサイトや、内容の参考になるサイトがあればお気に入りなどに入れて制作者に伝えてください。ゼロから考えるよりも他社の良いところを参考にしてまとめると、内容も整理されますし、時間も短縮になります。
構成を整理
まずは大まかなページ構成から考えましょう
サイトマップと言われるページの構成図を作ると分りやすくなります。
決してキレイにつくる必要はありません、手書きのメモでも十分です。
各ページのボリュームを想定しましょう
詳細の文字原稿などは実際に制作に取り掛かる段階で大丈夫ですが、事前の見積もり段階では各ページの大体のボリュームを想定しておくことが必要です。
例えば商品ページなどの場合は各商品の詳細ページが画像枚数や説明分のボリューム、動画の埋込、各ページごとにお問合せフォームを設置するか、など要望も含めて準備しておくと良いです。
ドメイン・サーバーの用意
「ドメインとサーバーって聞いたことはあるけどよく分からない…」という方は多いと思います。
ドメインとサーバーはホームページをインターネット上に公開する上で不可欠なものです。
家に例えると、ドメインはホームページアドレスと言われるように「住所」です。家が〇〇町〇丁目〇番地と表されるように、ホームページを表示するための住所です。
無料のドメインもありますが、会社やお店のホームページを作る場合はなるべく「独自ドメイン」を取得しましょう。
アドレスの見た目だけでなく、メールアドレスを複数作れなかったり、その他技術的なことで制限があるからです。
サーバー(レンタルサーバー)は「建物」です。ホームページを構成するファイル、画像、文字情報、プログラムなどを格納する場所です。
ドメインとサーバーはそれぞれに契約が必要です。
レンタルサーバーの会社でドメインも契約することも可能なところが多いですが、どの方法が良いかは制作会社に相談するとよいと思います。
例えば有名なお名前ドットコムでドメインの契約と合わせて共用サーバーの契約も可能です。
ここまでを用意してあればお見積りは可能です。
制作会社が決まっていれば事前の打ち合わせで確認はされると思いますが、相見積もりなどをとる場合は上記のような情報が揃っていれば初期制作費の概算見積りは出るはずです。
素材を準備
ホームページの素材として主に準備するのは
写真はキレイなものを用意するのであればプロのカメラマンに撮ってもらうのがベストですが、ホームページに使用する写真は印刷物と違って大きなサイズのデータでなくても使用できるので、コスト削減で自分で撮ってもよいかと思います。最近ではスマホのカメラも性能が良いので十分使用できます。
ただ、商品や料理などは見た目が重要ですのでプロに頼むことも検討しましょう。
その他イメージ写真などは著作権をクリアしている無料の写真素材や有料の素材を購入することも検討しましょう。